ブログの説明

絵本・児童書の専門書店です。小さいカフェもあります。

絵本と楽しいひとときを過ごしましょう。素敵な絵本をご紹介します。大切な人とご一緒に、あるいはお一人でも。あなたにぴったりの絵本が見つかりますように!

2017年12月13日水曜日

【本の紹介】つめたいあさのおくりもの(ちいさなかがくのとも2018年1月号)



 空気が冷たい朝、家の外で氷が張ることがあります。子どものころ、水たまりにできた氷を足で踏みつけてパリンと割ってみることは年に数回しかできない、ワクワクする体験の一つでした。
 冷蔵庫でも氷はできます。でも、外でできる氷には冷蔵庫の氷とは違った面白さがあります。この絵本に出てくる女の子も氷の楽しさに夢中になっています。
 水たまりにできる薄く張った氷では、透き通ってきらきらしていることがよく分かります。林で氷ができると、落ち葉や木の実が閉じ込められ、とても綺麗です。指で同じところをつまんでいると穴があき、そこに枯れ草を通したら首飾りになりました。
 でも女の子は、日が当たっている水たまりには氷ができないことにも気づきました。公園では、氷の張った池で魚が泳いでいるのも見えました。氷の下には凍っていない水がそのままあるのです。どうしたら、氷ができるのでしょう。それが分かれば、氷を自由に作れるようになります。そうして作った氷は「つめたいあさのおくりもの」になります。(店主)

つめたいあさのおくりもの(ちいさなかがくのとも2018年1月号)
片山令子 ぶん
片山健 え

福音館書店
2018年1月1日発行
本体389円+税

2017年12月10日日曜日

【本の紹介】地蔵さまと私(たくさんのふしぎ2018年1月号)



 お地蔵さまは多くの日本人にとって、とても身近な存在です。正確には地蔵菩薩と呼ばれ、仏教で信仰される対象の一つになっています。くわのみ書房の近くの薬師寺というお寺には、六地蔵という6体のお地蔵さまが祀られています。とくに子どもを守る菩薩として知られ、お坊さんの姿形をしていることもあって多くの人が親しみを感じるようになったのでしょう。
 この絵本は写真家の田沼武能さんが、日本の各地で昔から行われているお地蔵さんにまつわる行事を紹介しています。田沼さんがお地蔵さまに関心を持ったのは、戦争がきっかけでした。1945年に東京は大空襲を受け、多くの人々が命を落としました。田沼さんはその際、防火用水槽で焼死していた子どもを見つけ、その姿がお地蔵さまと重なったといいます。
 田沼さんが紹介するは全国各地の行事は、それぞれ独特な内容でとても興味深く見ることができます。子どもたちが行事の担い手として活躍していることも特徴の一つです。残念なことに、時代の流れとともに消えてしまった行事もあるそうです。写真で紹介して記録として残すことには大きな意味があると思います。
 写真から田沼さんが子どもたちに向ける眼差しのやさしさを感じることができます。子どもたちの生き生きとした表情を楽しんでください。(店主)

地蔵さまと私(たくさんのふしぎ2018年1月号)
田沼武能 文・写真

福音館書店
2018年1月1日発行
本体667円+税

2017年12月9日土曜日

【本の紹介】セーターパパ(こどものとも年中向き2018年1月号)



 子どものころ、誰でも親の服を着て遊んだのではないかと思います。ブカブカの服で大人になった振りをして面白がっていました。
 この絵本ではパパのセーターを着たユウタが、パパになったつもりでお散歩に出かけます。パパのセーターを着たから「セーターパパ」という訳です。パパはこの日、出張で家にいませんでした。近所のお店の大人たちはユウタをあたたかく見守ります。
 公園に着くと一騒動が起こります。友だちのヒロくんがセーターの中に潜り込んで来て、揉み合っているうちにユウタは転んでしまいます。おまけに隣の家の犬のクロが来て、じゃれついてきます。セーターはすっかりどろまみれ。雪も降ってきました。
 最後は、帰って来たパパと出会ってユウタも一安心。絵本を読む子どもたちも、ホッとしてページを閉じることができるでしょう。暖かそうに描かれたセーターは、ユウタにとってパパそのものだったと思います。(店主)

セーターパパ(こどものとも年中向き2018年1月号)
小林陽子 文
たしろちさと 絵

福音館書店
2018年1月1日発行
本体389円+税

2017年12月8日金曜日

スタンプラリー、やってます!



 今年もスタンプラリーをやってます。大久保インターネット商店街の主催です。応募用紙をもらってスタンプを3つ集めてくだい。牛肉1kgや魚沼産こしひかり、お酒の「獺祭」などが当たります。くわのみ書房も応募用紙を準備して、ご来店をお待ちしております!
 賞品は「おいしいもの大満足賞」と銘打ち、肉の紅谷商店の美味しい牛肉1kg、魚沼産こしひかり5kg入2袋、日本酒の獺祭1.8L1本、習志野ソーセージ8本を用意しました。そのほか、1等は商品券5000円5名様、2等は同3000円10名様。3等は2000円20名様となっています。商品券はスタンプラリー参加店で使えます。応募期間は12月21日(木)までです。
 今年はスタンプ3個で、スタンプラリーの応募以外に学園おおくぼ商店街のガラポン抽選もできるようになりました。ガラポン抽選の会場は、学園おおくぼ商店街中央の「おやすみ処」です。スタンプを3個押した応募用紙をご持参ください。お餅やみかんなどが当たります。空くじなしです。ガラポン抽選の日時は12月18日(月)19日(火)、21日(木)、22日(金)の午後1時から4時までです。
 みなさま、ふるってご応募ください! (店主)

2017年12月7日木曜日

【本の紹介】こめだしだいこく(こどものとも2018年1月号)



 七福神の大黒天としてお馴染みのだいこくさまが主人公の昔話です。おじいさんがにぎりめしを食べられてしまいました。食べたのは、畑の中で土に埋もれていただいこくさまの像です。だいこくさまは「すまんのう」と謝り、役に立つからといって自分を持ち帰るように言います。
 おじいさんと二人暮らしのおばあさんは、土だらけのだいこくさまを見て綺麗に洗ってあげました。だいこくさまは床の間に飾られると、鼻の穴を開けてくれと言います。土が詰まって苦しそうです。おばあさんがほじってあげると、なんと不思議なことに、そこからお米がぽろりぽろりと落ちてきました。それから毎日、二人で食べるには十分なほどのお米が出てくるようになりました。
 その話を聞いた隣村のおじいさんとおばあさんは、だいこくさまを貸してくれと頼みます。家に持ち帰ると、鼻の穴からお米が落ちてきました。でも、もっとお米が欲しいといって穴を大きくしようとします。二つの鼻の穴は、いつの間にか一つの大きな穴になってしまいました。大きくなった穴からは、いったい何が出てきたでしょうか。
 表紙には愛媛の昔話と書かれていますが、編集部だよりを読むと、愛媛と大分にまたがる瀬戸内に伝わる昔話だそうです。大分生まれの大黒みほさんが、伊予、つまり愛媛の言葉で再話しました。だいこくさまの鼻の穴が土で詰まっていたり、それをほじくるとお米が出て来たり、お米がたくさん欲しいから鼻の穴を大きくしたり、昔話の発想は本当に大胆で楽しいと改めて思います。(店主)

こめだしだいこく(こどものとも2018年1月号)
大黒みほ 再話
斎藤隆夫 絵

福音館書店
2018年1月1日発行
本体389円+税

2017年12月6日水曜日

「母の友」2018年1月号が入荷しました!



 「母の友」2018年1月号は、特集企画の「家族のアルバム」で家族の思い出をアルバムにして残すことを提案しています。プリントした写真でつくるアルバムの楽しさを再確認しましょう。
 写真家の繁延あづささんの家では、アルバムづくりにフォトブックサービスを使っているそうです。店頭やインターネットを通じたサービスで手軽にアルバムをつくれて便利です。写真のデータをたくさん溜め込んでいることも少なくないと思いますが、繁延さんは、まずは最近の写真から手をつけることをお勧めしています。やりやすいところから始めれば、ハードルはぐっと低くなります。
 絵本作家でもある柚木沙弥郎さんのアルバムの一部が紹介されています。95歳になった柚木さんが産湯を使っているときの写真があります。一人で、家族と、そして友人と一緒に写った写真の数々。アルバムの写真から、柚木さんの人生そのものが見えてくるようです。
 デジタルカメラやスマートフォンの普及で写真を撮る機会は確実に増えたと思います。その一方で、写真をプリントして残そうとする人は減ってきているようです。プリントした写真でつくるアルバムには、たくさんの思い出が詰まっています。アルバムを通じて、家族や友人の共通の思い出を呼び起こすこともできるでしょう。(店主)

2017年12月3日日曜日

「えほんのおはなしタイム」を楽しみました!






 くわのみ書房の「えほんのおはなしタイム」に子どもたちが集まりました。スタッフが絵本を読み、子どもたちと一緒に楽しみました。
 おとうさんやおかあさんと一緒に来てくれた子どもたちは、2歳から小学2年生までの4人。12月3日の日曜日、午前11時から始まりました。
 今回、スタッフが選んだ絵本は「ケーキやけました」(彦坂有紀、もりといずみ、講談社)、「ぐりとぐらのおきゃくさま」(中川李枝子、山脇百合子、福音館書店)、「キャベツくん」(長新太、文研出版)、「てぶくろ ウクライナ民話」(エウゲーニー・M・ラチョフ、内田莉莎子、福音館書店)の4冊です。
 スタッフはウクレレと一緒に歌ったりオカリナを吹いたり、絵本以外のお楽しみもサービスしました。でも、一番の反省点は、絵本を上手に読めなかったこと。これから回を重ねて、もっと上手になれるよう頑張ります!
 「えほんのおはなしタイム」はこれからも継続していきたいと考えています。次回以降の予定はブログやフェイスブックなどでご案内します。どうぞよろしくお願いします。(店主)